WAVE STAGEはリアル会場とライブ配信を組み合わせたハイブリッド形式のステージです。リアル会場に加え、オンラインでも新しいアイデアやインスピレーションを発信します。
SPLASH STAGEは交流も楽しめるリアル会場限定ステージです。会場の熱気を感じながら登壇者の声を直接お楽しみください。
UX(ユーザーエクスペリエンス)は、1940年代のベル研究所での初期の試みから今まで、驚くべき進化を遂げてきました。そして、AI革命が始まって3年目に突入した今、UXデザインの核心となる原則は、AIの統合によって置き換えられるのではなく、進化し続けています。
UXの分野は長い歴史を持っているので、その過去を知ることで、現在を理解し、目先の流行や今四半期の出来事に振り回されることなく、全体像を捉えることができます。過去から学べる重要な教訓の一つは、「UXはトレンドに翻弄されがちであり、それが使いやすさやデザインプロジェクトの実行、さらには事業の収益性にまでも悪影響を及ぼす場合がある」ということです。来年には、また新たな流行が登場するでしょう。その流行に乗るべきか、はたまた避けるべきかをきちんと見極める力が求められます。
UXの未来は、明るいものです。それはキャリアとしても、世界中のユーザーにより良い体験を提供する可能性の点でも、今後ますます輝きを増していくでしょう。
UX has come a long way since its early beginnings at Bell Labs in the 1940s. As we enter Year 3 of the AI revolution, it’s clear that the core principles of UX design are not being replaced but are evolving with AI integration. The user experience field has a storied past, and knowing where we came from is valuable for understanding where we are and appreciating the big picture instead of being overwhelmed by this quarter’s events and fads. One lesson from the past is indeed that: UX is plagued by trends that are detrimental to usability, to design project execution, and to your bottom line. There will be another fad next year, and you need to know how to assess whether to follow or reject it. The future of UX is bright, both as a career and in terms of our ability to better serve users worldwide.
「デザインの価値を、チームに、社会に、どうしたら浸透させることができるのか?」 この命題についてデザイナーなら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。本セッションでは海外でのデザインキャリアを経て、日本の企業でデザインの価値への理解と浸透にチャレンジしている田中氏と、ニジボックスからはデザイン教育の切り口から企業や従業員へのデザインの浸透を試みる齊藤が登壇。お互いが目指すデザインへの理想的な取り組み方について、具体的なプロジェクトの事例をご紹介いただきます。後半のパネルトークセッションでは、デザイン人材の育成、変化するデザイナー像、そしてデザインの可能性が広がる分野についても議論します。デザインが持つ力を最大限に引き出し、社会に貢献するための気づきをぜひお持ち帰りください!
本セッションでは、NianticのシニアスタッフUXデザイナー 石塚氏が、『ポケモンGO』のUXデザインを通じて得た「多くの人に愛される体験設計の秘訣」を語ります。文化や年齢を超えた幅広いユーザーが共感できるデザインを、どのように構築してきたのでしょうか?
シンプルさを保ちながら直感的な操作性を実現するデザイン手法や、ユーザーの感情に寄り添った「気持ちのデザイン」の重要性、多様なユーザーを対象としたリサーチや現場観察の大切さなどを具体的に解説いただきます。また、『ポケモンGO』ならではの「外で遊ぶ」体験を支える工夫や、長期的に支持されるサービスを生み出すための視点についてもお話しいただきます。
デザイナーとして普遍的な力を養うための考え方とアプローチが詰まった大変貴重な機会です。お見逃しなく!
Netflix米国本社でシニア・プロダクトデザイナーを務める樋山理紗を迎え、世界最大級のストリーミングサービスを成功に導くデザイン組織の舞台裏に迫ります。Netflixのプロダクションと配信を実現するエンタープライズツールのデザインプロセス、組織全体を巻き込み成果を生み出すファシリテーション術、デザインの価値をいかに組織内外で伝え、推進するかを深く掘り下げます。
MCを務めるのはBCG Xの花城泰夢。AIの進化や組織環境の急激な変化が進む時代の中で、次世代デザイナーの役割を再考し、自分にしかできないデザインの可能性を一緒に探るセッションをお見逃しなく!
ソニーグループでは、アクセシビリティを高め、多様なニーズを持つ人々が感動を分かち合えるよう、事業を通じてインクルーシブな社会に貢献することをめざしています。本セッションでは、ソニーのアクセシビリティ推進を牽引する西川氏をお迎えし、グローバルで展開するインクルーシブデザインの実践、障がいや高齢化に対応する具体的な製品・サービス事例、そして組織全体で推進する仕組みづくりの取り組みについてご紹介いただきます。誰しもが制約を抱え得る現代社会において、アクセシビリティがいかに多様なユーザーのニーズに応え、新たなイノベーションとビジネスの可能性を切り開くのか。その可能性について考えていきましょう。
生成AIの進化によってデザイン制作の敷居が下がり、LPやバナーデザインをはじめとした制作物を内製するスタイルが広がる中で、プロのデザイナーはどのような価値を提供してゆくべきなのでしょうか?
本セッションでは、昨年に引き続き、深津氏と共にこの1年の生成AIをはじめとするテックトレンドを振り返りながら2025年以降の世界を予想します。
深津氏の活用実例も共有いただき、ツールとしてのAI活用のヒントを探りながら、デザインの本質やデザイン以外スキルの重要性など、未来のデザイナーの役割についても考察を深めてゆきましょう!