WAVE STAGEはリアル会場とライブ配信を組み合わせたハイブリッド形式のステージです。リアル会場に加え、オンラインでも新しいアイデアやインスピレーションを発信します。
SPLASH STAGEは交流も楽しめるリアル会場限定ステージです。会場の熱気を感じながら登壇者の声を直接お楽しみください。
「デジタル庁では2021年の発足以来「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」をミッションに掲げユーザー視点での行政サービスの開発を行ってきました。このミッションを実現するために不可欠なのがアクセシビリティです。
デジタル庁では当事者を交えた専門家チームを組成し、さまざまなプロジェクトでアクセシビリティへの取り組みを行ってきました。
本セッションでは我々のアクセシビリティに対する考え方と、事例を使った具体的な取り組み内容をご紹介します。」
「どこでもつながるインターネット、個人から企業まで誰でも発信可能なソーシャルメディアとコンテンツ、手軽に手に入るデバイスやハードウェア…様々な要因により、私たちはこれまでにないほど多くの視覚情報に溢れた世界を生きています。渦巻く情報の中、伝えたいことを伝えるには、これまでにないほどデザインの力が重要となっています。しかしデザインは専門技術がなければ扱うことが難しいものでした。Canvaは親しみのあるUI、UXの中で自然に提供される生成AI、品質が高く情熱的なクリエイターが提供するテンプレートで、誰でも美しくデザインできます。デザインの力をあらゆる人に届けるCanvaの挑戦についてお話しします。」
設計から開発まで一気通貫のデザインシステムを制作し運用を始めた一つの事例として、プロジェクトの起案から全体を主導された株式会社リクルートの髙橋さんをお招きし、 制作に関わった株式会社ニジボックスの内田と、デザインシステムの特徴や当時のエピソードをお話します。
当デザインシステムはまだ運用し始めたばかりで、育てている最中のプロダクトですが、今後のアップデートの展望も含め、現在地をご共有できればと思います。
サービスの特性や環境によって必要とされるデザインシステムのかたちはさまざまだと思いますが、これからデザインシステムを導入しようとしている人や、導入し始めたけれどなかなか上手くいかず悩んでる人に向けて、ここでしか話せない裏話や現場の声をお届けし、みなさんの日々の業務に少しでも生かしてもらえれば幸いです。
「デザイン力は観察と手を動かすことで深まる」と、日頃から『観察スケッチ』を実践し、SNSや書籍、TVコーナー演出など、その活動が注目を集めるプロダクトデザイナー檜垣氏。本セッションでは彼女が『観察スケッチ』を通じて物事を深く観察し、漫然と眺めていては気づくことのできない、プロダクトの中に込められたデザイン的発見の数々を会場限定でご紹介いただきます。みなさんも、じっくり観察し、手を動かして描くことで初めて見えてくる、「見ているようで見れていなかった」身近なプロダクトの隠された事実に気づき、デザイナーとしての視点を深めるクリエイティブな観察体験の可能性を一緒に探求していきましょう!
「みんなに価値あるつながりを」というミッションを掲げるみんなの銀行では、顧客視点で価値を見極め、それを形にするデザイン活動に日々取り組んでいます。本セッションでは、デザインチームが顧客視点を組織に根付かせるために挑戦してきた具体的な事例や、直面した課題、地道な努力を重ねて得られた成果をご紹介いただきます。組織内外の視点を取り入れながらどのように変革を生み出しているのか、インハウスデザイナーのリアルな現場の姿から、次の一歩を踏み出すヒントをぜひお持ち帰りください!
3COINSが誕生して30年。店舗数の拡大や売れ筋商品の誕生といった日々の挑戦の中で、気がつけばリブランディングが進行し、さらにはデザイン思考やデザイン経営とも呼べる道を歩んでいました。本セッションでは、現状のブランドポジションやリブランディングのプロセスを軸に、ユーザーコミュニケーションやヒット企画が生まれた背景、そして多様な世代に愛されるブランドを目指す未来についても掘り下げていきます。3COINSらしいカジュアルな視点で語られるデザインの力をぜひ体感ください。
本セッションでは、「プロジェクトにおける一貫したUX品質の実現」と「UX文脈理解の社内浸透」に向けた具体的な取り組みを紹介します。
UXデザイナーをはじめ、プロジェクトに関わるすべての職種のメンバーがUX品質を高める意識を定着させ、チームの協力を促進する方法を探ります。
参加者の皆様には、UX品質向上に向けた実践的なアプローチに関するインスピレーションを提供します。
「話者は漫画・アニメ・ゲームなど、IPコンテンツと言われる領域のデザインを主に活動しています。この領域ではファンタジーやSFなど、極端な状況での思考、想像力を活用することができます。ここでは話者が実際に関わったコンテンツの事例を通じて、ともすれば一風変わったディテールや実装方法、そこに至った思考について解説したいと思います。その上で現実の体験に落とし込む際には、いわゆる現実ベースの体験設計の手法が多く使用されていることも確認できればと思います。こうした試みは社会実装として新しいものを考える際に役立つことも多いと考えられるので、後半ではフィクションベースではない事例で、そうした思考を取り入れたプロジェクトについてもご紹介したいと思います。」
UI UXデザイナーの役割が拡大する中で、チーム内外での分断や孤立が課題として浮かび上がっています。本セッションでは、視覚言語研究者の清水氏に登壇いただき、デザイナー、エンジニア、ビジネスの間に生じる認識ギャップの背景を解き明かし、それを埋めるための「視覚化」の力に注目します。複雑な考えや議論を見える形にする手法、グラフィックレコーディングの活用例、そして自然なコラボレーション環境を築く条件について実例を交えてお話しします。分断を乗り越え、共通理解を深めることで生まれる新たな可能性を探りましょう。
リクルートのデザイン組織は、わずか7名から始まり、5年で100名規模へと成長を遂げました。その背景には、多様な事業状況に柔軟に対応するデザインの活用と、事業貢献を重視した「動かすデザイン」の哲学がありました。本セッションでは、プロジェクトの起案、推進にあたった磯貝氏をお招きし、デザイン組織の変遷と具体的な成長プロセスについて解説いただきます。特に、デザインを活用して事業を動かす「デザイン拡張人材」の育成方法や、それを支える組織文化、実践的な工夫について具体的な事例とともに紹介。みなさんの組織でも取り入れられるポイントを抽出しながら、デザイン組織の可能性を広げるヒントを深掘りしていきます。